2022.04.04
Ver. 3.0.0公開のお知らせ
対象製品
L-QUALIFY L-ROBOT
バージョン
3.0.0
バージョンアップ種別
メジャーバージョンアップ
アプリケーション
- 「LWApp」のアーキテクチャを一新した「LWApp2」としてリリースされます
- アプリケーションの構成要素となる「プラグイン」の概念が追加されます
- 開発コストの削減が見込まれます
- 開発速度の上昇が見込まれます
- 拡張性の確保と充実が見込まれます
- 既存機能に対する改修及び修正による影響範囲の縮小が見込まれます
- アプリケーションの構成要素となる「プラグイン」の概念が追加されます
メイン画面
- テーマ変更機能が実装されます。
- ライトテーマ・ダークテーマの適用が可能になります
メニュー構成
- 構成要素「プラグイン」の導入に伴いメニューに関する以下の事柄が変更されます
- タブ名称
- 機能名称
- 各機能配置箇所
- 一部機能にはライセンス制御が含まれます
- ライセンスが付与されていない場合、該当機能は使用不可となります
- 機能の使用履歴を参照することが可能になります
- お気に入り登録された機能を参照することが可能になります
- 3Dビューに関する設定が追加されます
操作エリア
- 各操作エリアを個別にサイズ変更、移動、ピン留めすることが可能になります
- ジョブグループを階層化することが出来るようになります
- 機能単位で個別にパラメータ設定情報が保存可能になります
- 各機能をお気に入り登録することが可能になります
3Dビュー
- 注釈や画像を表示することが可能になります
- ルーラーや座標軸をビュー上に表示することが可能になります
- ビューを分割表示することが可能になります
- ビューの背景色にグラデーションを設けることが可能になります
操作ログ
- 出力されるログを項目別に出力するようになります
- 各項目はソートすることが可能になります
- エラーや警告に関するログは文字色が変更されるようになります
- ログを選択しクリップボードにコピーすることが可能になります
- 範囲選択することで複数の行と列を含めることが可能になります
- TXTファイルとして出力されるログの出力形式が変更されます
ステータスバー
- 実行中である場合に表示色が変更されるようになります
- 現在設定されているロボット情報が表示されるようになります
- 現在設定されているスキャナ情報が表示されるようになります
ロボットによるアプリケーション操作
- アーキテクチャの一新に伴い通信制御関係が大幅に変更されます
- 従来とは通信手続き設定(ハンドシェイクなど)が異なる為、既存のロボットプログラムでは動作しない場合があります
各種ファイルの変換
- 従来のコグニションファイル(lwprojファイル)の変換機能が搭載されます
- 一部機能に関して、不完全な変換処理が行われる場合があります
- 従来の設定ファイル(lwconfファイル)の変換機能が搭載されます
各機能の追加・変更・削除
- 一部機能に搭載されていた「SaveResult」が独立した1つの機能となります
- これに伴い、従来の機能で「SaveResult」が搭載されていたものは当該設定が出来なくなります
- 従来のコグニションファイル(lwprojファイル)にて「SaveResult」が搭載されていた機能が使用されており「LWApp2」にて変換処理を行った場合、『「対象機能」+独立した「SaveResult」』という形で変換されるようになります
- 一部機能に搭載されていた「Communicate」が独立した1つの機能となります
- これに伴い、従来の機能で「Communicate」が搭載されていたものは当該設定が出来なくなります
- 従来のコグニションファイル(lwprojファイル)にて「Communicate」が搭載されていた機能が使用されており「LWApp2」にて変換処理を行った場合、『「対象機能」+独立した「Communicate」』という形で変換されるようになります
- 仕様変更に伴い、本機能の名称が変更されます
- 「Comp Send」の仕様が変更されます
- 一括で行う判定の対象となる機能を任意で選択することが可能になります
- 仕様変更に伴い、本機能の名称が変更されます
- 「Offset Send」の仕様が変更されます
- 「Fitting」結果の参照先を任意で選択することが可能になります
- 仕様変更に伴い、本機能の名称が変更されます
- 「Hole Detect」の仕様が変更されます
- 「Manifold Inspection」パッケージにて実装されていた仕様を準拠するようになります
- 「Hole Compare」の仕様が変更されます
- 「Manifold Inspection」パッケージにて実装されていた仕様を準拠するようになります
- 「Export CSV」の仕様が変更されます
- 結果の出力対象とする機能を任意で選択することが可能になります
- 仕様変更に伴い、本機能の名称が変更されます
- 新機能「Make Annotation」が追加されます
- 本機能を用いて、3Dビューに注釈や画像を表示することが可能になります
- 新機能「Show Annotation」が追加されます
- 本機能を用いて、注釈や画像の表示、非表示を制御することが可能になります
- 新機能「Path Combine」が追加されます
- 本機能を用いて、パスの結合及び併合を行うことが可能になります
- これに伴い、「Path Connect」と「Path Merge」が削除されます
- ただし、従来のコグニションファイル(lwprojファイル)にて使用されており「LWApp2」にて変換処理を行った場合にのみ使用可能となります
- 「Iterative Boundary Fitting」が削除されます
- ただし、従来のコグニションファイル(lwprojファイル)にて使用されており「LWApp2」にて変換処理を行った場合にのみ使用可能となります
- 「Path Curvature」が削除されます
- ただし、従来のコグニションファイル(lwprojファイル)にて使用されており「LWApp2」にて変換処理を行った場合にのみ使用可能となります
- 「Path Send for NACHI」が削除されます
- ただし、従来のコグニションファイル(lwprojファイル)にて使用されており「LWApp2」にて変換処理を行った場合にのみ使用可能となります
既知の不具合
- 「Count Compare」にて「Raw Points Compare」を用いて実行した場合、誤ったオブジェクトとログが出力される
- 「Save Result」を使用して「Export LFC Data」のログデータを出力した場合、出力内容に誤りがある