アーク溶接検査ロボットによる
トレーサリビティ設備
自動車部品のアーク溶接ビード検査の多くは、ヒトによる目視検査でおこなっているため自動化が困難と言われていました。また、検査員のレベル差などにより不良が流出した際、原因追及が困難な状態でした。
L-QUALIFYは、3Dスキャンした三次元データを元に形状検査をおこなう事で不良流出を防ぐ検査ロボットを実現しています。また検査データは保存することができるので、バーコードリーダと組み合わせることで不良流出時のトレースや、検査員の教育を可能にしています。
導入前
- レーザ溶接検査は、抜き取りでおこなうしかなかった。
- レーザ溶接工程に目視検査をおこなう検査員を配置しても、不良が流れてしまう事が多かった。
導入後イメージ
- アンダーカットやアンダーフィルの全数検査を実現できた。
- ロボットが溶接ビードの形状を保存できるので、不良発生時の状態を後から追跡、分析できるようになった。
- 三次元形状検査により、不良品の流出を防止する事ができた。