3Dスキャン形状認識によるロボットのティーチング自動生成
アルミ成型品のバリ取りをロボットでおこなっていましたが、ワークの製品形状が数mmバラつく事から、バリ残りが発生し、後工程でヒトがバリをとる作業やロボットのティーチング修正が必要でした。
L-ROBOTは、3Dスキャンした三次元形状からワーク位置を認識できる為、ひとつひとつの現物に合わせてバリ取りするロボット(製品形状に合わせてロボットティーチングを補正する機能)を可能にしました。
導入前
- ロットによってバリの形状や場所が変わるので、フローティングだけでは調整し切れず、後工程での人の負荷が多かった。
- 金型が劣化すると製品形状が変化するため、ティーチング修正が必要だった。
- 各勤番ごとにティーチング操作ができる作業員が必要だった。
導入後イメージ
- 形状に合わせてバリ取りできるようになり、後工程の人の作業が大幅に減った。
- 位置バラツキに合わせて補正出来るので、再ティーチングの回数が大きく減った。
- ティーチング作業ができる作業員が必須ではなくなったので、シフトが組みやすくなった。